みなさんお元気ですか?
森和田のあきたかです😃
さてさて
ボクたち森和田の大切なギター
パーラーさんについてのブログも
いよいよ最終回です。
前回までのブログで
パーラーさんの弦との格闘について
書いてきました。
長い格闘の末に…
パーラーさんに合う弦に
たどり着いた
ボクとパーラーさんは
満を持して
チューニングの研究に入りました❗❗
今回はそのことについて書きます。
そもそも…
合う弦が見つかったのなら
普通の
誰もがチューニングする
いわゆるレギュラーチューニングで
弾けばいいじゃないかと思うでしょう?
ところがですね…
以前のブログにも書きましたけど
120年以上生き抜いてる
じゃじゃ馬おばあちゃんなんですよ😫
なんか
とてつもない可能性を
秘めてる気がしませんか?
「さっさと弾かんか❗❗
じれったい😫」
という読者様からの声が
聞こえてきそうですが…
そこはほら
音の求道者としての
ボクのマインドが満足しないんですよ😆
そこで
レギュラーチューニングから始めて
様々なオープンチューニング
はたまたドロップチューニング
果てはレッドツェッペリンの
ジミー・ペイジが使っている
変則チューニング…と
色々と試してみました。
結局
ボクが昔から使っている
ボクのオリジナルの
アイリッシュチューニングが
一番合う!!!
という結論に至ったわけです。
まぁかなり遠回りしましたが
やっぱり弾き比べてみないと
分からないものなんですよ。
で
めでたくパーラーさんは
アイリッシュチューニングで
森和田のライブに
お目見えする運びとなりました。
ただしこの頃は
お目見えするといっても
古いギターですし
音量もそんなに出ないし
本当に小さな小さな音楽会で
アイリッシュトラッドの曲や
森和田の「無駄じゃない」という曲を
ちょっと演奏するくらいでした。
それでも
弾いてあげられることを
すごく嬉しく思っていました✨
そんな中…
癒しの楽器である
ライヤーを演奏するお友達や
出会う色んな人たちから
「432ヘルツ」という周波数が
人はもとより
生きとし生ける全てのものを癒す
宇宙の流れに沿った周波数なんだ
という話が聞こえてきたんです。
当時のボクは
あまり周波数とかは気にしていなくて💦
ギターのチューナーが
始めから440ヘルツになってて
妻の弾くアコーディオンに合わせる時は
442ヘルツに合わせるんだくらいの
認識しかありませんでした。
それでも
なんか同時期に
色んな人から
432ヘルツという言葉を聞くようになると…
気になり始めて
まぁボクなりに
色々と調べてみたりしました。
専門家ではないので
詳しくは分かりませんが
1939年に国際的な会議で
音楽の周波数の世界基準が
440ヘルツに決められたこと
それ以前は432ヘルツが採用されていたこと
さらには
440ヘルツは人体に悪い影響があるとか
ドイツのヒトラーが440ヘルツを使って
世界を征服しようとしたとか
様々な都市伝説的なことや陰謀論なども
調べていくうちに出てきました。
まぁ都市伝説的なことや陰謀論は
よく分かりませんし
ボクにとってはどうでもいいので
置いておきますが
432ヘルツには
人の気持ちを穏やかにして
心を深く癒していく効果があることは
確かなように思いました。
だったら
アコーディオンやピアニカに合わせる
楽曲以外の時に使うギターを
432ヘルツに合わせて
チューニングしたらいいんじゃないか?
と考えたわけです。
そこでさっそく
メインギターのベッフィー以外の
ギブソンとアストリアスのギターを
試しに432ヘルツに合わせてみました。
ところが…
どちらもうまく合わない
というか
どろーんと淀んだ
なんかうまく表現出来ませんが
幽霊でも出てきそうな
気持ちの悪い音になってしまいました😧
不思議に思って
ベッフィーも432ヘルツに合わせてみました。
すると
ギブソンとアストリアスと
まったく同じ結果になりました💦
ギリギリ無理をすれば
ギブソンが少し合うかなぁ
という感じです。
ちなみに
ギブソンは1930年代のギターで
アストリアスが1994年製
ベッフィーが2002年製です。
そこで「はた❗」と気づいたわけです。
世界基準が440ヘルツに決められたのが
1939年🤔
ギブソンはギリギリ
それ以外は完全に440ヘルツに合わせて
つくられているんだ❗…と
もしかしたら
始めから432ヘルツには合わないように
なっているのかもしれません💦
まぁあくまでもボクの憶測ですけどね。
そこでまたまた
「はた❗❗」と気づいたわけですよ😆
パーラーさんがいるじゃないかと。
パーラーさんは1800年代製ですよ❗
ボクは
さっそくパーラーさんを
432ヘルツに合わせて
チューニングしてみました。
結果はみなさんのお察しのとおりです。
もうバッチリ❗❗😆
それどころか
前よりも音量が豊かになって
響きもよく
耳に優しく
パーラーさんを抱えて弾いているボクの
下腹部に低音がドーンと
心地よく響くようになりました🎵
妻もその明らかな違いに
驚きが隠せない様子で
「すごい❗すごい❗」と
声を震わせて喜んでいました。
たぶんパーラーさんは
つくられた当時
432ヘルツで弾かれていたんでしょう❗
だって世界基準が
440ヘルツに決められる
以前のギターなんですからね。
で
妻と二人で森和田の曲の
「えにし」に合わせてみよう
ということになりまして
これまでベッフィーで弾いていたのを
少しアレンジして
妻の歌に合わせて弾いてみると…
なんでしょう?
二人とも自然と涙があふれてきて
心地よい癒しに包まれたんです🍀
かくして…
パーラーさんは
432ヘルツによって
新しく生まれ変わって
というか…
一周回って
元の姿に戻って
今や森和田のライブには欠かせない
大切なギターになっています。
実際にライブで
パーラーさんを弾くと
432ヘルツに合わせていることを
言わなくても
目を閉じてうっとり聞きいってくださったり
涙を流される方々がたくさんおられたり
ライブ後に
「あのギターの音はすごい😣」
とわざわざ伝えに来てくださったりします。
432ヘルツが
本当に宇宙の流れに沿っているのか?
とか
本当に癒しの効果があるのか?
とか
ボクたちには
科学的に実証することはできません。
でも
パーラーさんと一緒に音を奏でている
ボクたち森和田は
その時点で心から癒されているし
その音に触れた方々は
少なからず心地よさに包まれていることは
確かだと実感しています🍀
恐るべしパーラーさんです😆
今は「えにし」という曲や
「無駄じゃない」という曲は
パーラーさんじゃないと
歌詞とメロディーが伝わらない❗
という感じにまでなっています🎵
大大大活躍のパーラーさんを
ボクに譲ってくださった
アメリカのジェントルマン
そして
アメリカのジェントルマンを
ボクに紹介してくださったご老人も
天国できっと満足してくださっていると
確信しています😊
ここまでパーラーさんとの
関わりを3編に渡って書いてきましたが
もしかしたら
パーラーさんは初めから
ボクが432ヘルツにたどり着くことを
分かってて
新しい時代を生きていくべく
自分から
ボクという人間を選んで
あの老人を使って
ボクのところに
やって来たのかもしれません。
パーラーさんを弾くと
時間や理屈をはるかに超越した
なんとも不思議な感覚を覚えます💫
さらに思えば
もしかしたら もしかしたら
前世でボクは
パーラーさんを弾いていたのかも…
なんてことまで思ってしまいます😱
いずれにしても
パーラーさんは今日も
120年の時を越えて
素敵な音を奏でてくれています🎵
そしてこれから120年後も
素敵な音を奏でてくれていると思います🎵
その時はまた
120年後に生まれ変わったボクの
膝の上にちょこんと乗っかって
一緒に音楽の旅をしてくれている…
そんな気がしています😊
パーラーさんはまさに
時間の旅人
そう
タイムマシンですよね😃
ぜひ
そんなパーラーさんの音を聞きに
森和田のライブにお越しください🙇
ではまた
みなさん、お元気で♪
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