「雪風」
- moriwada0721
- 8月22日
- 読了時間: 3分
暑い日々が続いていますが
皆さんお元氣ですか?
今回は映画のお話です📽️
皆さんは「雪風YUKIKAZE」という映画をご存知ですか?
森和田の二人は今日
「雪風」という映画を観賞してきました❗
そもそも雪風というのは
太平洋戦争の主力駆逐艦38隻の中で
唯一終戦まで生き残った艦です。
日本海軍の駆逐艦は
激戦地に行かされることが多く
非常に危険な任務をこなしていました。
そんな中で雪風は
同じ駆逐隊の「時雨」等と共に
「スラバヤ沖海戦」から、
戦艦大和が特攻した「坊の岬沖海戦」まで
16回以上の主要な作戦に参加し
戦果を上げつつも
海に投げ出された兵士の救助もおこない
それでも大きな損傷を受ける事なく
必ず帰港する奇跡の駆逐艦として
「幸運の雪風」と呼ばれた駆逐艦です。
説明が長くなりましたが
映画の「雪風」は
そんな駆逐艦雪風をモデルにした映画です。
歴史講座で「戦争と平和」を
テーマの一つにしている森和田は
この映画の製作段階から
観賞するのを楽しみにしていました✨
で…
今日の観賞にいたったわけですが
この映画
全世界の人に観てほしいです‼️
この映画は
「今」の映画です。
今の世の中を生きている
すべての人のための映画です‼️
なぜなら
この映画は戦争ものの映画なんですが
これまでの戦争ものの映画とは
まったく違います。
状況が戦時下だけに
きついシーンもあります。
でも
この映画には
これまでのこの手の映画にありがちな
勝ち負けの理論や
敵と味方の在り方
対立的な構造や
恨みや憎しみが生み出す正義感が
まったく感じられません。
あるのはただただ
自分たちの置かれた運命を
しっかりと受け止めながら
未来を生きるすべての人たちへ
平和と安らかな日常の大切さを
「つなごう」
と懸命に生き抜く姿だけです。
そのことは
映画の中でさりげなく出てくる
台詞(セリフ)にも感じられます。
その台詞は…
「大丈夫」
という台詞です。
なんでもない台詞ですが
戦争ものの映画の中で
この台詞はなかなか使いにくいのでは?
とボクたちは思うんです。
「大丈夫」という言葉には
考えられないくらいの
生きるエネルギーがあるだけに
この台詞を何度となく使っているこの映画は
戦争ものの映画でありながら
「生きる力にあふれた」作品であり
「未来へ希望をつなぐ」作品になっています。
そして
日本の軍国主義への批判や
敵国への憎悪は
微塵も感じられません。
前回のブログでも書きましたが
もう分断や対立は必要ありません。
誰かを、そして、何かを
悪者にして
批判して
スッキリするような時代は
もう終わりです。
この「雪風」という映画は
そのことを実感させてくれました。
この映画はこれからの映画です。
皆さんも機会があれば
ぜひご覧ください。
特に子どもたちや若い方々に
観てもらいたいなぁと思います。
今回はこの辺で終わります。
ここまで読んでくださり
ありがとうございました🙇

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