あんなに暑かった日々も終わり
早くもあと2ヵ月とちょっとで
今年も終わりですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
森和田のあきたかです😃
さて今回のテーマは
「和訳」です。
ボクたち森和田は
時々YouTubeに
ボクが和訳した
ボクの大好きな洋楽の曲を
二人で演奏した動画を
アップして遊んでいるんですが…
この動画に対して
意外にも
海外の方々からのコメントが
非常に多いんですよ。
「ボクには歌詞はわからないけど
思いは伝わる。素晴らしいよ。」
とか
「Good job👍」
とか
「excellent❗」
とか
はたまた
アイリッシュの曲で
「アイリッシュ ローバー」という曲を
和訳した動画には
「私はアイルランド人です。
感情がよく伝わって来ました❗
いいですね。」
などなど…
本家本元のアイルランドの方から
こんなコメントが来るなんて
おそれ多くて
恐縮してしまいますが…
とても嬉しいです😆
そこで思うんですが
和訳ですから
動画では当然
日本語で歌っていますよね?
では
どうして
日本語のわからない外国の方々が
こんなコメントを
寄せてくれるんでしょう?
不思議な感じがします。
そこで考えてみたんです。
ボクは高校生のころ
通学路にあった
ある大学の近くの喫茶店で
ひょんなことから
ボブディランの曲を弾き語る
アルバイトみたいなことをやっていました。
当時、福岡の天神で
ストリートライブをやっていたボク🎸
そのボクを
喫茶店のマスターが
気に入ってくれたんです。
特に
ボクが歌う
ボブディランがよかったらしく
喫茶店に集まる
大学生を相手に
リクエストされた
ディランの曲を弾き語る
というバイトです。
リクエストに応えて演奏すると
一曲につき200円もらえるんです。
練習もかねた、楽しいバイトでした。
当時はまだまだ
学生運動くずれみたいな
革命の臭いをプンプンさせている学生も多く
ディランの
政治色の強い曲や
体制に対抗するような曲のリクエストが多く
ボクが歌うと
涙を流しながら
聴いてくれる学生もいました。
ただある時ふと思ったんです。
(この学生さんたち
歌詞を理解して聴いてるのかな?)
って。
で
一人の学生さんに
「歌詞の意味って分かります?」
って、聞いてみたんです。
すると学生さんは
「歌詞の意味なんかどうでもよか。
ディランやろ?
なんかなし体制に屈しとらんのよ。
それでよかろうもん💢
『時代は変わる』ば歌え❗」
と半ギレされました😫
その時ボクは思ったんです。
メッセージ性が
強ければ強い曲ほど
自分の国の言葉で聴かないと
意味がないなと。
アーティストのネームバリューや
曲の雰囲気だけだと
もったいないなと。
そこでボクは
好きな洋楽の曲を
本格的に和訳して歌うことに
チャレンジし始めたんです。
ところが…
いざ本気で和訳に取り組み始めてみると
これがメチャクチャ難しいんですね😫
言葉を単に辞書などで検索して
文字面だけを並べてみると
なんか変な意味の曲になるんです。
これを読んでいる方々は
「当たり前やろ❗
言葉を単に訳するんやなくて
言葉に込められた
気持ちを表せよ❗」
って思うでしょうね。
そうなんです❗
ただ単に訳してもダメなんですよ。
わかっています。
でも
みなさんも訳してみると
わかると思うんですが…
例えば
I want youという歌詞があるとして
この歌詞には
母親と生き別れて
色んな人を愛してみたけど
私に必要なのは母親の愛だった
私は今でもあなたを求めています。
という思いがあっての
I want you だったとしたら
あなたはこの歌詞を
どう表現しますか?
小説なんかであれば
まだ訳しやすいのかもしれませんが
曲となると
メロディーという枠があって
その枠の中で表現しないといけないので
和訳して
しかも
それを歌うとなれば
これがなかなかどうして
難しくなるんですよね。
そんな苦戦を何十年と繰り返してきて
還暦を過ぎたこの頃
やっと自分が納得できるような
和訳ができるようになってきました😆
その大きな転機になったのは…
ボクたち森和田の曲
「光のポルカ」を
手話で表現して
手話歌にする取り組みをしたことです。
英語を和訳することとは違いますが
自分の作った歌詞(言葉)を
手話で表現するということは
その言葉に込められた自分の思いを
相手にわかるように伝え
その思いを汲み取ってもらった上で
みんなが一番腑に落ちる手話を
当てはめていく作業でした。
骨の折れる取り組みでしたけど
刺激的でワクワクする作業でした✨
この取り組みをやったあと
ボクは思い出した言葉がありました。
25年ほど前
学校で生徒たちの気持ちに
寄り添う教育に興味を持って
ボクは1年間
担任をしながら
週一回の「学校カウンセリング」という研修を受け
カウンセラーの勉強をしていました。
その研修の中で
ボクが一番心に残っている言葉があります。
その言葉を思い出したんです。
その言葉は…
言葉は聞き取れ
文字は読み取れ
思いは汲み取れ
という言葉です。
言葉や文字は
ある意味
使いやすい便利なものですが
その言葉面や文字面だけをとらえると
乾いて冷たく感じるものです。
だから人は
その言葉や文字に
表面には表れない思いを込めて
表現しようとするんですよね🍀
だから大事なのは
外側に現れている状況の中にある
内側に隠れている思いを汲み取る力
なんですね。
それを意識して
かつて和訳に取り組んだ曲も
今一度見返してみると
いい感じに仕上がっていきました。
そこで
始めのことに話を戻しますが
外国の方々が
ボクたち森和田のYouTubeで
ボクの和訳した曲を聴いてくださった時に
いいなと感じてくれたのは
「意味はよくわからんけど
なんかなしボブディランやけいいったい。」
と言ったあの大学生の感覚ではなく
(学生さんごめんなさい🙇)
歌詞の中にある思いを
汲み取ろうとしている
ボクの熱意みたいなものを
感覚的に受け取って
評価してくれているように思います。
和訳に取り組んでいると
本当に勉強になります。
これからも
色んな曲の和訳にチャレンジして
みなさんにライブでお届けしたいです🎵
でも…
最後に一番望むことは
この地球の人々が
同じ言葉で
思いを届け合えるようになることです。
もういっそのこと
言葉や文字じゃなくて
テレパシーみたいなもので
世界中の人々
いや
世界中の草も木も虫も
全ての生きとしいけるものたちが
通じあえたら最高だなと思います🌏
そんな世界が
本当に来るような気がするのは…
ボクだけでしょうか?
ではまた。
みなさんお元気で😊
ー追記ー
みなさんに愛していただきました
宮若市福丸の森和田の秘密基地
『もりわだんち』ですが
隣にスーパーマーケットが入る関係で
10月いっぱいで
移転することになりました。
買い物に困っておられた
地域のご高齢の方々にとっては
いいことなので
森和田もここは一つ
ステップアップのチャンスと考えて
次のステージを目指していこうと思います。
まだ次の場所は決まっていませんが
この2年半
もりわだんちを愛してくださいまして
ありがとうございました🙇
また新しい居場所が決まったら
お知らせします。
それでは
ひとまず
もりわだんちで書く最後のブログです。
まだまだブログは発信しますので
読んでくださいね😆
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