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moriwada0721

原点回帰



森和田のあきたかです。


コロナワクチン接種のニュースが飛び交っていますが💉


みなさんいかがお過ごしですか?



今回のテーマは




「原点回帰」です。



つまり・・・



「そもそもこれってなんでやってるんだろう?」



ということについてです。



なんか・・・


近ごろ・・・


漠然と・・・


釈然としない・・・



そんなことがいっぱいありまして



例えば



「オリンピック」❗❗




学校の児童生徒の運動会や体育祭は


コロナで軒並み中止のさなか



我が国の政治家とIOCの方々はやる気満々❗❗



なんか腑に落ちないのはボクだけ?








そもそも…


古代オリンピックは紀元前700年代


ギリシャのオリンピア地方で開催されていた競技会で


全能の神ゼウスを祀るため


近隣の都市国家(ポリス)から精鋭の選手が集まり


競走などの競技を競い合ったのが始まり。





そして大切なのは・・・




このオリンピックが開催されている間は


当時頻発していた戦争を



全て休戦して❗❗



開催していた。




とういうところではないかとボクは思います。








オリンピックが「平和の祭典」と呼ばれる一因ではないでしょうか。







そんな古代オリンピックは西暦393年に一旦終わりますが





現在の近代オリンピックは


1896年(日本でいうと明治29年)に


フランスの教育学者ピエール・ド・クーベルタンによって


オリンピック復興が提唱されて


多くの国の賛同を得るなか


1896年古代オリンピック発祥の地ギリシャのアテネで


第一回近代オリンピックが開催されました。



そしてここで大切なのは


ピエール・ド・クーベルタンが




教育学者だった❗❗





というところではないかとボクは思います。



もともとクーベルタンは


教育におけるスポーツの重要性に関心が強かったそうです。


つまり


オリンピックを開催する根源的な意義の中で


スポーツを通じての教育的な意義は外せないのだと


ボクは強く感じています。



それはクーベルタンが創設した


国際オリンピック委員会(IOC)のオリンピック憲章の中にも


はっきりと打ち出されています。



例えばオリンピック憲章の中にこうあります。



「オリンピズムはスポーツを文化、教育と融合させ

生き方の創造を探求するものである。

その生き方

努力する喜び、良い模範であることの教育的価値、社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする。」







つまり


オリンピックとは






平和に生きることの大切さを


教育的な視点や教育的な価値に基づいて


4年に一度


全世界の人々が一同に集い


競技する選手の姿や出場するまでの選手たちの不断の努力に思いをはせながら


自分たちの生き方を見つめ直すためのものなんだとボクは思いますし




ボクが中学校の社会科の教師をしていた頃に


歴史や国際社会の授業の中では


オリンピックをそんな風に教えていました。






ところが最近

オリンピックのニュースを見聞きしていると


教育的な視点や教育的な価値はそっちのけの


「開催ありき」談義に


不適切発言によるお粗末な会長交代劇


バッハなにさまバッハさまの御接待に


政治の思惑と国家間のしがらみの金銭的癒着


果ては開催しなかった時の違約金問題?  

などなど



オリンピックのそもそも的理念はどこへやらですよ❗






さらには


学校の児童生徒からは


「学校の運動会や体育祭は中止なのに何故オリンピックはやるの?」


と発言が出る始末。





ボクたち大人は、

この発言にいったい何と答えればいいのでしょうか?




そういえば


ある大臣様がこの発言にこんな風に答えておられました。


「今は中止だけど秋頃に延期ということで・・・」






「ふざけんな❗❗😤」





子どもたちを馬鹿にするのもいいかげんにしろとボクは言いたい❗❗❗




学校という教育の場は


学校行事一つ一つにも

教育的な視点を持って取り組んでいて


運動会や体育祭に向かう

児童生徒の体や心の育ちを


道徳や各授業や体験の中から促していこうとしています。



そしてそのためには


今この発達段階の、この時期に

という視点が大切になってくるんです。



運動会や体育祭を開催することだけが大切なんじゃないんです。




「延期するからいいでしょう?」じゃないんだよ💢😠💢



まったくこの大臣様の発言は今の日本の在り方そのもので


そもそも大切なことは何なのかという視点を忘れて


その場だけを取り繕えばいいという


大人の浅はかな姿を露呈しているように感じます。






ちょっと熱くなりすぎました(反省・・)






話を戻すと・・・





ボクたち大人は

これをいい機会と捉えて



今回のオリンピックを開催すべきかについて


学校や家庭や様々な場所で


次のような視点で

子どもと向き合い話し合ってみてはどうでしょう?


・そもそもオリンピックってなんだろう?


・これまで当たり前だったことが何故当たり前に出来なくなったんだろう?


・こんな状況で選手たちはどんな思いでいるんだろう?  


などなど







子どもたちは大人が思っている以上に


ピュアで斬新な考えを持っています。


子どもたちの考えに学びながら




ボクたち大人も


子どもだった頃に「原点回帰」して


固まった頭と心を柔らかくして


話し合ってみても面白いんじゃないでしょうかね。





ボクたち大人は


誰かを批判して自分を優位に立たせたり


誰かに責任をなすりつけて物事を解決しようとしたりしますよね?



今回のオリンピック開催にしても

コロナ対策にしても



誰かの批判や責任転嫁に終始せずに


「そもそも大切なのは何なのか?」

という視点を





「原点回帰」しながら考えていく必要がある気がします。





そしてそれは



近頃のボク自身の在り方への反省でもあります。





最後に


最近こんな言葉を聞きました。





「幸福は不幸の姿をしてやって来る」







こんな時代だからこそ


ボクはみなさんと一緒に


不幸の中の幸福を見つけられる自分でありたいと思います。





もしかしたらそれは


何年・何十年か後になって



「あ~あの時のあれが幸福だったのかも・・」



と振り返って気づくものなのかも知れませんね。





でも、たとえ後になって気づくにしても


「幸福は不幸の姿をしてやって来る」


という言葉を


ボクはいつも心に置いて


この時代を生きていこうと思います。








ではみなさんお元気で✨😊

















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